見つけました〜〜!myうどん屋!

zoological2007-04-22

my歯医者の近くにこんな素晴らしいうどん屋があったなんて。店の前を通った時にメニューを見て興奮して入った店「山元麺蔵」です。場所はは岡崎通り。周りにあるのは平安神宮・国立近代美術館・京都市美術館細見美術館、と文化観光ゾーン。
このロケーションで京野菜を売りにしたりせず、もちろん今流行の”讃岐うどん”を謳う事もなく、ナチュラルなスタンスの店。店内に入るとモダンでお洒落。うんうん良い良い。テンションが上がる。
メニューは「カレーうどん」「旬の野菜天ぷら」「土牛蒡の天ぷら」「牛と土牛蒡」「鶏天ざる」「大きなあげのきつねうどん」(京都のスーパーで売っている通常の2倍の大きさの揚げ)関西特有の「けいらんうどん」変わったところで「赤い麺蔵スペシャル」という豆板醤などでスープが赤いうどんもあった。このメニューのチョイスに惚れました。
私は即、鶏天をチョイスするも寒い日だったのでざるをかけうどんに変えて貰った。快諾(^-^)。注文後もしばらく意味なくメニューを眺めひとり楽しむ(怪)。
最近同じように若手のラーメン屋で人気アイテムの”プリン”と”卵かけ”ご飯のオータナティブとして、ここには”杏仁豆腐”と”焼き鮭ご飯”もありました。
出てきた物はこの大きさ(唖然)!周りの客を見ても同様にポーション大きい〜。

うどんと天ぷらが別にされていて想像していた以上のボリュームでした。この鶏天は柔らかくジューシーでレモンで食べる。で、これ8枚くらいはあって、流石のzoologicalもギブアップしそうでした。←これ本当。しかしここでうどんを残すなんて、この麺のように真っ直ぐな若きうどん打ちに申し訳がたたんとの一心で完食。これ本当w。
さて麺ですが京都のうどんをこしを強くしたような感じでした。特に出汁の美味しさが印象的で、麺も出汁もネーティブ京都うどんのレンジから外れてないような気がした。ネーティブじゃないのでよく知らないが(-_-;)。

最後にサービスで杏仁豆腐までいただきました。ウマウマ〜〜。
調べたらmixiにコミュもあった!去年の夏にオープンしたばかりなのに。恐るべしmixi
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1879402


珍しくまたすぐ行きたい店。願わくば、3,4人くらいで違うメニューを選びカウンターで取り皿貰ってビール貰ってうどんづくしの夜にしたい。 ……どなたか一緒に行って下さい(^_^;)。

zoological2007-04-12

私メジャーって全然知らないんだけど、さっき家に帰ってきたら報道ステーションが「松坂vsイチロー」という図式で昨日の大リーグを報道していた。個人的に松坂に興味ナッシングの私は(つーか生理的に外見がどうしてもダメ…きゃ〜。ごめんなさい。だってスポーツ選手にもある程度自分尺度で、ルックスを重視してしまうとですたい。)「またか」っ!と流していたのですが、急にTV画面に城島が出てきて「松坂!イチローばっかり意識して俺の事なんてどうでもいいんじゃないのか」とナイスはつっこみ。相変わらずナイスですね〜。それから興味本位でネットニュース調べたら城島が松坂から2本打ってるじゃないですか!!ちょっと〜報ステさん、その報道は変じゃあぁ、あ〜りませんかぁ〜。

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2007041200422

鴨川桜狂想曲

上賀茂神社お参り(見学)してから出町柳までの約4キロ、鴨川の川沿いにはず〜〜っと桜桜桜…。思わず4キロお喋りしながら歩いてしまった。今日は天気がよく川面はきらきらして鴨やサギが飛び、犬の散歩の人や大学生なんかも幸せそう。なんだか懐かしいような風景だけど、普通の川と一味違う洒落たなベンチや川を渡る飛び石なんかもありました。
VIVA 鴨川!!

↓今日の出町からの夕景。

半木(なからぎと読むのは今日初めて知った)の垂れ桜は3分咲き、その南のソメイヨシノは満開でした。週末寒くなって来週まで持ちこたえればいいな。


    
  

British dish

London・ハムちゃん・女史wからのお土産。「お土産何か欲しい?」「う〜ん。思い浮かばない。スーパーマーケットで何か買ってきて」という会話でこんな事に…。地球の裏側からこんなに沢山(しかも重い)持ってきてくれるなんて信じられますか。
麗しき英国スーパーマーケットを忍ぶシリーズです。ざっくり厚切りのポテチはソルト&ビネガー味が一番ウマ〜ですが日本では出ませんね。激ウマTIC TACのトロピカル味と旦那の好きなrefresher's(むこうでは駄菓子的な存在でパキshopなんかにある)分厚い新聞日曜版等私なら東京から持ってくるのもくじける重さやわ。

今日はここからcheese on toastを作ってみた。何、それ、料理?って言わないでね。これもイギリスでは立派なメニューって感じでした。
でもむこうはチェダーとか色んなチーズが安く種類も多かったし、日本製とろけるチーズとかスライスチーズで作ったペラペラのチーズトーストと違って存在感があって、これはこれでなかなか美味しかったのです。いただいた種類はMarks&Spencerのランカシャー。包みを見て上等だとわかる。

チーズオントーストにはトマト等の具は入れずにシンプルなのが好きでした。その方がチーズの味が直接味わえる感じかして。でも今日はお土産の中からSainsburyと営業契約しているジェイミー・(イケメン)・オリバー君のバジルソースとブラックペッパー(ミル付き)を合わせてみた。

商品名;Jamie's green pesto is really tasty & Jamie's black peppercorns are cracking

うん。美味い。
そして英国人の番茶「PGチップス」を入れました。ピラミット形でお湯に入れるとスピーディーに紅茶が出る。うまうま。

ありがとうね。

Nakahigasi 2007 March

zoological2007-03-15

今日はロンドンに住む友達が一時帰国の途中新幹線で京都に来てくれたのですが、もうすっかり諦めていた「なかひがし」のキャンセル待ちが突然前の日の夜に取れたのです!きゃ〜〜。浮き足だって詣でて来ました。
「なかひがし」という店名の前にはいろいろな枕詞がつく。「日本一のお昼ご飯」「摘み草料理」「実家が美山荘」http://www.miyamasou.co.jp/とか。そして「今一番京都で予約がとれない店」。そうここの店、この”今”がもうかれこれ5年以上は続いていると思われます。あまりにも混んでます。

思えば初めて訪れたのは2003年の夏、接待でご相伴に預かりました。しかも夜です。店内は奇をてらうようなインテリアも町屋を強調する演出も何もない。それでもカウンターからオーラが出てました。そして2007年3月今も変わらず鄙びた雰囲気のおくどさんを中心に同じオーラが出てました。う〜ん、これは何だろう、しばし考えた。まあなかひがしだから仕方ない。

写真は光が全然足りなかった(T_T)……。私のピンボケで残念ですが以下、素晴らしいお昼のコースです↓

ぼけてるけど、最初に出てきた煎茶は大文字さんの絵がついたお湯のみで。

八寸は貝の合わせをモチーフにしたお皿。これマジ欲しい。貝合わせって大好き。
赤い椿に見立てたのは自然に赤くなった蕪に柿と柚子→一口で食べて下さいとのこと。鹿の海苔巻き、ブロッコリーに醍醐(牛乳からとれる白い粉は醍醐味という言葉の語源になったと主人の説明でした。白い椿のつぼみに見立てたのは、頭芋にそら豆。
手前の小鉢は蕗の薹とこんにゃく干しわらびの白和え。

八寸の中の蛤を開けたら中から蛤とキンカンのおこわが出てきた。一皿目からもう言葉はありません。


芋をつぶして揚げたものと摘み草(本当は野草の説明があったんだけど終始全体の半分くらい聞いた事ない言葉だった(T_T))の白味噌椀。白味噌がポタージュの様にとろとろ。旨い。

川魚の中骨としっぽと頭をとって店の中心の炭火焼きでカリカリに焼いてあって、これが驚くほど美味。そして白身の方は食べ方気にせずにかぶりつける。捨てるところなんて無いのね。こんな所にもMottainai精神。隣で食べていた外国人も喜んだやろ〜。手前にあるのはからすみの周りに酒粕を塗って炭火焼きにした物のスライス。ソースは「○●です」と言われたけど、わからなかった。く〜〜メモを取りながら食べればよかったな。

お造りは鯉。煮こごり。ワカメの巻物。手前の銀色のは鯉の皮ね。それを野草と芥子大根にくるんで食べると口の中で全部混ざり合う。絶品。

お椀を出された時にこの緑の線は「これからの季節”緑の幕開け”を表しました」とのこと。

お椀の蓋にはつくし。京都の料理このお椀の蓋の裏って重要なポイントよね。

お椀は新筍を炭で焼いて、加賀の蟹と◎△(←またわからなかった。この海草の名前)京都と加賀のコラボです。と説明ありました。

白魚 杓子菜のたいたん。上に乗っている黒いパリパリしたのは海草の一種だったと思います。緑の葉野菜は体に効きそうな味。

次に出てくるご飯の脇を飾る小鉢はネギ芥子和え?と牛蒡の和え物?漬け物もなんか豪華でした。

今更説明は要りませんが、なかひがしの「メインディッシュです」と出される奥戸さんで炊いたご飯と炭火で焼いた下関のめざし。

お代わりはお焦げ。塩はイギリス産のsea saltだって(友人は英国産にがっかりw)

意外なところでいつまでも心に残ったのがこの水物の美味しさ。へたがついた朝摘みの苺ってのは今まで食べた中でbest苺だし、きな粉のジェラートは濃厚で絶品。そしてぼんたんに似た名前の夏みかんマーマレード和えとのハーモニーが最高でした。最後まで後ひくなかひがしなのでした。はぁ〜…。


連れは京都駅に着くやいなや銀閣までのバスに乗って来店した、いわいるEnglish foodに疲れきっているの彼女の体は山が芽吹くこの時期の摘み草料理によってマジで浄化された事でしょう。

http://www.digistyle-kyoto.com/kikaku/kitasan/nakahigashi/index.html

岩さき〜ご招待

zoological2007-03-07

私この年まで京都の割烹などという所には行った事なかったのですが、ラッキーにも親切な友人からある寛大な理由でご招待を受けました。しかも夜です!自分じゃ行けません。もう罰当たりもんですよ。
彼女が選んだのはオープンしたばかりの割烹「岩さき」。シンプルな店内の奥にあるL字型カウンターの個室で、新しい木の雰囲気に包まれていただきました。この木は無印の家具などに使われている素材だそうです。


先付けの時には綺麗な杯で日本酒を勧められました。素敵。


お椀はすっぽん。生姜と合わせるのが京都流らしいです(違ったっけ?)。寒さが戻ったこの日にぴったりでした。ほっこり。


お造りはわけぎやよこわやいかや山芋等を細く切って合わせたものでした。旨〜〜。

焼き物は鯛。酢れんこん。


蟹と菜の花のあんかけ。冬と春の架け橋。

 
京都の麩、大徳寺麩だっけ?と海老の炊き合わせ。誰か助けて〜。

走りの筍と蛤とわかめの煮物。う〜〜ん春の素材が嬉しい。しかし京都の筍ってナッツの様な味がしてなんでこんなに旨いのか。この鍋はやっぱり「有次」でしょうか。

京都人のご飯のとも。ちりめん山椒。九州人の私はこの上品さが最初しっくりこなかったけど最近好きになった。

ご飯は土鍋で炊いてあった。おみそ汁はよもぎの麩が入ってました。馬〜。

お土産までいただきました。オープンのお祝いなのか紅白の豆菓子。これってあの五色豆なのかしら。中身はエンドウ豆の味がしっかりして今まで五色豆に持っていたイメージよりもずっと美味しかった。

素敵な空間と胃に染みいるような優しいお料理と楽しい会話で最後の方は料理の記憶が飛んでおります。誰か訂正を宜しく。
主人は高台寺和久傳や俵屋旅館で修行なさった方らしい。イタリアンのコース等を食べてにありがちな重たい感じが全然なくて大感激の初割烹でした。店を出るときは「ほっこり」という京言葉を思い出しました。これからは飲みに行くのを三回我慢しても京料理を食べに行く価値があるかも。
http://iwasaki-jc.com/

私までごちろうになって大変幸せな夜でした。ありがとう。そして
Happily-ever-after !!

zoological2007-02-09


ジェイミー’s キッチン vol.1 [DVD]

ジェイミー’s キッチン vol.1 [DVD]

Jamie OliverのDVDって日本でもこんなにたくさんレンタルできるんだね。久々に全然変わらない彼を拝見できました。
ジェイミーって日本でいえば栗原晴美さんみたいに、そのライフスタイルとキャラまでもが商品となっている英国のカリスマシェフです。

私は基本的に彼のファンで、生き生きとした英語もセンスのいい料理もそしてとびっきりhotな彼の奥さんさえも(イギリスの女性にしてはほんとに素敵w)見ているとこっちまで楽しくなるのよね。
しかし!面白い記事みつけましたぜ〜。
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彼のテレビ番組が放送されているフランスの新聞では「ジェイミーの本をフランスで売るのは 片足の人 がデービッド・ベッカムにサッカーを教えているようなものだ」と。 
きびし〜〜。さらに仏Bouvier は
「オリバーは、料理指南が必要なイギリスでは多分使い道があるのでしょう。けれど私たちフランス人にとって、どうやって料理したらいいかなんていうレッスンはいらないのです。私たちは料理ができるのです。私たちは食べるために生きる国なのです。」
だと。わははは…きっぱりはっきり言われてる。うーーん。どちらも気持ちもわかるな〜。

ジェイミーは主に有名になってから社会に貢献するべく、英国の学校給食を改選する活動やニートの若者をシェフに育て店で使ったりという素晴らしい活動をしている人なのですが、http://www.wowow.co.jp/extra/jamie/kakumei/
DVD見ていたらイギリスの学校給食はマックよりも酷いジャンクフードばかりで、野菜を受け付けない子供がたくさんいる。そして失業中のシェフの卵達は、一応たくさんのオーディションから選ばれた食に情熱を持つ15人のはずなのに、牡蠣食べた事ないとか魚を料理した事ないとか挙げ句の果てにティスティングの訓練中にジャイミーの作った料理をまずいって口から出して捨てたり…なんだかイギリスて一体!って話なんすよね〜。そもそも。
その猛特訓中の未経験者を使っているジェイミーの店「Fifteen」は℡予約受付開始から1時間で席が埋まっちゃうという(「なかひがし」か!)人気のある店らしく、たしかディナーが60£(1万2千円)〜。友達が行こうとしていたけど、ちょっと待ってー。レシピはジェイミーでも、あの若者達が作っているんでしょう?塩加減とか焼き加減とかは大丈夫かね?はらはら…。

それにしてもセレブになってQueenに表彰されても彼の飾らない生き方やストリート系笑顔、(ついでにいつの間にか生まれていた2人の子供の名前まで)ほんと格好いい兄ちゃんです。